
「愛とユーモア!」 おすすめ度:
投稿日:2003-12-08
この作者の描く主人公は、凄惨なバイオレンス作品だろうと本作品のような艶話だろうと、「個人」としてのモラル、というか意地、拘りを持っているので好きです。
これは性描写のシーンにおいても健在。例え陰惨な過去を持つ復讐者であったとしても、一握りの「愛」を消しきれずに心の底に抱いていたり、手に入れていく(これが結構純愛だったりする)。
本作のような作品だと、その「愛」の形が明るく、ユーモラスな形で披露されるので、気持ちよく読み進んでいけます。
前作「乱愛の館」の主人公の方が、より人間味があって好きでしたが……。